【体験談】不妊治療とはどんな治療をするの?

2021年11月4日妊活

私は子宮外妊娠を経験した後、不妊治療を開始しました。

1度目の子宮外妊娠後にタイミング療法を行い妊娠。

しかしその妊娠が2度目の子宮外妊娠となり、その後別の不妊治療の病院に移り体外受精に取り組んでいます。

私が不妊治療で行った検査や治療について、体験談を交え具体的に記載します。

かかった費用については以下記事に詳細記載していますので、併せてご確認ください。

【体験談】不妊治療の金額はいくらかかる?貰える助成金は?

また不妊治療の病院の選び方について大事にした方が良いポイントを以下記事に記載したので、併せてご確認いただけますと幸いです。

【体験談】不妊治療の病院の選び方

不妊治療とは

不妊治療には「タイミング法」「人工授精」「体外受精」という方法があります。

個人的意見も踏まえ簡単に説明すると、以下の通り。

タイミング法

病院で排卵日を予測して貰い、そこに合わせて日にちを指定して貰いタイミングを合わせる方法。

自らタイミングを合わせるより正確なので、個人的にはある程度早めにこちらにトライした方が効率が良いなと考えます。

人工授精

採取した精液中から動きのよいものをを取り出して濃縮し、妊娠しやすいタイミングで子宮内に直接注入する方法。

“人工授精“というものの、妊娠する流れは自然妊娠と同じなので、個人的にはタイミング法と似ているなと思っていて、原因不明不妊の場合ここのプロセスって必要なのか?と感じています。

私はタイミング法で妊娠出来ない場合、このステップは飛ばして体外受精に進ませて貰うつもりでした。

体外受精

採卵し、採取した精子と受精させ、受精卵を子宮に戻す方法。

受精させる方法も、卵子と精子を培養させる方法と、1つの精子を選び卵子に直接注入する顕微受精という方法があります。

また受精卵を子宮に戻すタイミングも、採卵後2日〜3日目の分割胚を移植する方法と、5日〜7日目の胚盤胞を移植する方法があります。

治療に入る前に行った検査

初診検査(月経の時期に関係なく行う検査)

感染症の検査(血液検査)

初診のタイミングで妊娠中に感染すると母子に問題を起こす可能性のある感染症の検査を行いました。

具体的には採血にて、B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、梅毒、HIV抗体、クラミジアトラコマティス、風疹ウィルス、血液型、の検査です。

感染症検査と同時に、今後の治療に対して安全管理のための検査として、以下の甲状腺機能に関する検査、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査も行いました。

甲状腺機能に関する検査(血液検査)

甲状腺機能異常は妊娠の成立に大きな影響を及ぼすことが分かっているそうです。

不妊や流産、早産の原因になるようで、甲状腺機能異常の場合は治療することでこれらのリスクを減らすことが出来るそうです。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)の検査(血液検査)

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、これを測ることで女性の卵巣予備能を知る指標になるそうです。

残存する卵胞の数を測定し、卵巣機能がどれくらいの年齢の平均値にあるかが分かると言われました。

実年齢が若くても卵巣的には実は残りの卵胞が少ない、ということも分かったりするそうです。

また、排卵障害の1つである多嚢胞性卵巣症候群であるかどうかも分かります。

多嚢胞性卵巣症候群は、卵子の元である卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しなくなり、月経周期が徐々に長くなっていきます。

排卵が起こりにくいため、妊娠の機会が減少し、不妊になる可能性も高くなるそうです。

初診検査(月経中以外の時期に行う検査)

子宮内膜症の有無を推定(血液検査)

月経中以外の時期に、子宮内膜症などで上昇するCA125という項目の血液検査を行います。

月経中以外の時期に行う必要があるため、初診が月経中である場合は別途行う形になります。

血液検査によって、子宮内膜症の有無を推定することが出来るそうです。

2回目の初診検査

2つ目の病院に行った際の初診では、前回の病院から検査結果を共有してもらっていたので、前回から日数が経って改めて検査した方が良い項目のみの検査となりました。

甲状腺機能に関する検査

私は2つ目の病院での検査の結果、甲状腺機能に関する検査結果が基準値を外れていた為、別の病院で改めて検査し、その後不妊治療を始めることになりました。

現在薬を飲みながら不妊治療を進めています。胎児の成長を助けるためにホルモンの量を安定的にするとのこと。

それまで私は全く知らなかったのですが、昆布やひじきにはヨウ素が多く含まれており、過剰に摂取すると甲状腺機能低下症になることがあるそうです。

昆布を毎日摂取するとヨウ素過剰となるとのこと。

妊活のために健康に気を付けないとと思い、昆布出汁を摂り始めたり、普段はほぼ食べないひじきを食べたりしていたタイミングだったので、まさかの出来事にびっくり!でした。

今は昆布とひじきの摂取を控えるように言われています。のり、わかめ、寒天はOKと言われました。

月経中に行う検査

卵巣の機能を調べる(血液検査)

血液検査にて卵巣の機能を調べる検査を行い、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体化ホルモン(LH)・プロラクチン(PPL)・エストロゲン(E2)を測定します。

ホルモン分泌反応確認(血液検査)

採血をしてから脳下垂体を刺激するホルモン(LH-RH/TRH)の注射を行い、30分後に2回目の採血、更に30分後に3回目の採血をし、ホルモンの反応を確認します。

月経終了後、排卵前までに行う検査

子宮卵管造影

子宮内に造影剤を注入し、卵管に流れていく様子を確認することで、子宮の形と卵管につまりがないかを確認します。

私は右卵管切除後に不妊治療を開始したので、左卵管の通りがスムーズか確認するために行いました。

通りがスムーズであることを確認出来たこともあり、タイミング法に臨むことにしましたが、結局左卵管にも子宮外妊娠をしました。通りが良くても子宮外妊娠のリスクがあることを身をもって認識した形となります。

この卵管造影は人それぞれ痛みの感じ方が違い、全然大丈夫な人もいれば気絶してしまうくらい痛みを感じる人もいるとのこと。

痛み止めの座薬を使うことも出来ると言われたのですが、私は座薬を入れるのにも抵抗があり、短時間だし、と思い痛み止めを使わずに行いました。

それが間違いでした!!!

私的には想像を遥かに超える痛みで、超絶痛かったです!!!終わった後暫く動けず横にならせていただきました。

是非痛み止めを使用することをお勧めします・・・。

治療中に行う検査

治療に入る前に行った検査が終わった後、排卵期に合わせてタイミングをとり、且つ以下検査を行いました。

排卵期に行う検査

頸管粘液検査

子宮の出口(頸管部)から分泌される頸管粘液が少なかったり、かたかったりすると精子が子宮内に到達しにくいことがあるそうで、分泌について調べます。

フーナーテスト

排卵期にタイミングを取り、当日もしくは翌日に来院し、精子と頸管粘液の適合性を調べて貰う検査です。

黄体期(排卵後)に行う検査

黄体ホルモン検査、超音波検査

排卵後は黄体ホルモン分泌がおこり、子宮内膜を厚くします。

その時期に採血と超音波検査を行い、子宮内膜が正しく厚くなっているかを調べます。

タイミング法で行うこと

上記諸々の検査をし、特段明確な不妊の原因がなかった為タイミング法で不妊治療を開始しました。

具体的には以下のタイミングで通院し、タイミングをとって妊娠を目指します。

  1. 排卵前時期に卵胞の大きさを確認。タイミングをとる日にちを指定される。
  2. 1の3日or4日後に、上記タイミングで排卵したか確認。排卵していなかった場合は排卵させるための点鼻薬を処方され、改めてタイミングを指定される。
  3. 生理が来てしまったらホルモンの薬を処方してもらうため生理5日目に通院。
  4. 1に戻る。

ホルモンの薬の処方が不要な方もいるので、そこの通院はなかったり日にちが変わったりすると思います。

私は卵胞を育てる薬を処方されていました。

体外受精で行うこと

2回の子宮外で左右の卵管を切除し、私の妊娠は体外受精しか方法がなくなったため、2回目の子宮外妊娠後体外受精による妊活を開始しました。

タイミング法の時とは病院を変え、上記の通り2回目の初診検査後、以下のタイミングで通院や処置をしています。

採卵期

私は2回採卵をし、スケジュールは以下の通りでした。

採卵の週は週に4回も通院がありました・・!

採卵1回目

  1. 生理3日目に採血しホルモン値を確認。卵胞を育てる薬処方。
  2. 1から約10日後に採血しホルモン値を確認。内診し卵胞のサイズ確認。卵胞を育てる注射。
  3. 2の2日後に卵胞を育てる注射を打ちに通院。
  4. 3の翌日採血でホルモン値確認。内診し卵胞のサイズ確認。採卵の日にちが2日後に決定する。夜点鼻薬をする。
  5. 4の翌日、排卵を抑えるため2回座薬を入れる。(通院はなし)
  6. 5の翌日午前中に採卵。夫は同伴し採精するか当日持参するか選べる。

3つ採卵したものの有効な卵は1つのみでした。

私が通っている病院は基本麻酔をせずに採卵をするので、たった3つの採卵でしたが想像より痛くて衝撃を受けました。

翌日には異常受精であることが分かり、1回目の採卵はあっけなく終わりました。

採卵2回目

  1. 生理3日目に採血しホルモン値を確認。卵胞を育てる薬処方。
  2. 1から約10日後に採血しホルモン値を確認。内診し卵胞のサイズ確認。卵胞を育てる注射。
  3. 2の2日後に卵胞を育てる注射を打ちに通院。
  4. 3の2日後採血でホルモン値確認。内診し卵胞のサイズ確認。卵胞を育てる注射。
  5. 4の翌日採血でホルモン値確認。採卵の日にちが翌日に決定。昼点鼻薬、夜と夜中に座薬を入れる。
  6. 5の翌日朝座薬を入れる。午後採卵。夫は同伴し採精するか当日持参するか選べる。
  7. 採卵の2日後通院し、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の確認。採血。
  8. OHSSになってしまった為、7の3日後様子確認のため通院。内診、体重、腹囲確認。痛みが酷いため薬処方。

この採卵期は卵胞を育てる注射を3回したので、たくさんの卵胞が育ち16個採卵出来、有効な卵は13個でした。

数が多かったので局所麻酔をしていただけたのですが、麻酔した?と思う程の痛みで、終わってから暫く震えと涙が止まりませんでした。

その中から9個が受精に成功し凍結されました。

しかしそのせいで卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になってしまいました。翌月の移植はお休みになり、その次の周期での移植となりました。

移植期

移植1回目

  1. 採卵後2回目の生理3日目に採血しホルモン値確認。卵胞を育てる薬処方。
  2. 1の9日後に採血しホルモン値を確認。内診し卵胞のサイズ確認。
  3. 2の3日後に採血しホルモン値を確認。内診し卵胞のサイズ、内膜の厚さ確認。移植の日にち確定。夜点鼻薬。
  4. 3の6日後に採血しホルモン値確認。午後胚移植。
  5. 4の7日後妊娠判定確認。

1回目の移植では妊娠出来ませんでした。

移植後気にしすぎて体に色々と変化がある気がしてしまっていましたが、結果は全く妊娠しておらず、判定日の3日後に生理が来ました。

男性側の検査

初診時に精液検査があります。

タイミング法の際は特段通院の必要はなく、体外受精の際は採卵当日に同伴して採精するか当日採ったものを妻が持参することでも可でした。

検査で何か問題があれば通院等必要になると思いますが、我が家は初診と採卵時の通院だけでした。

書いていてもあっけなすぎて驚きましたが、男性は通院タイミングが非常に少ないですね!

まとめ

改めて記載すると、様々な検査を行ってきたこと、たくさん通院してきたことを痛感しました。

通院回数も多いですし、おりものの変化に敏感になったり、日々自分の体調と向き合って色々と気にして過ごしているなと思います。

私は通院の他に鍼灸に通ったりもしているので、本当に多くの時間と気持ちとお金を費やしているなぁと感じます。

なるべく不妊治療だけに固執しないように、(難しいですが)気晴らしもしながら過ごすように心掛けています。