【体験談】不妊治療の病院の選び方
2022年3月25日妊活
不妊治療を始めようと考えるにあたり、病院はどう選んだら良いんだろう?と迷いませんか?
私自身、何をどう考え選べば良いんだろう?と疑問だらけでした。
不妊治療を行う病院をどのように選んだか、実際通い始めて大事だと感じた点について記載します。
私は都内在住の会社員で、営業として働きながら不妊治療を開始した経験を基に記載しています。
子宮外妊娠を経験した後、不妊治療を開始しました。
1度目の子宮外妊娠後にタイミング療法を行い妊娠。
しかしその妊娠が2度目の子宮外妊娠となり、その後体外受精に取り組んでいます。
タイミング療法と体外受精では異なる病院に通院しました。
Contents
そもそも不妊治療はいつ始める?
「不妊症」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年以上妊娠しない状態のことをいうそうです。
ただし、私がタイミング療法を行った不妊治療クリニックでは、6ヵ月性交渉をしていれば90%以上が妊娠する、と仰っていました。
妊娠を望んでいるけれどなかなか授からない場合は、1年も待たずにまずは早めに色々と検査してみるのが良いのではないかと思います。
特段「不妊症」ではなかったとしても、病院でタイミングを診て貰えるので、私個人的には自力でタイミングを計って頑張るより遥かに効率が良いと感じました。
私自身が通院を開始した理由は、不妊症を疑ってというのではなく、最初の妊娠が子宮外妊娠になってしまい卵管を片方切除したので、両方の卵管がある場合よりはそもそも妊娠出来るチャンスが減ってしまう為、確実に早く妊娠出来るように相談したのがきっかけでした。
不妊治療の病院を選ぶ際確認するポイント
病院を選ぶにあたり1番重要なことは、ストレスが少しでも少なく通えることだと思います。
個人の状況によって何にストレスを感じるかはそれぞれかと思いますが、全員に共通してストレスが少ないことは非常に重要だと思います。
いざ不妊治療を開始すると通院回数が多くなるので、少しでも負担なく通えることが心にも体にも大事だと感じます。
どんなことがストレスになるかという観点から以下項目について検討し、病院を選ぶことをお勧めします。
通院しやすい場所?休診日はいつ?
不妊治療のための通院回数は多く、自分ではコントロールが出来ない生理周期やホルモンのタイミングで通院日の指定をされます。
最初の検査の段階や、タイミング療法であっても、それなりに通うことになるので、職場や家から近いなど、通いやすい病院である方が通院ストレスが軽減されると思います。
また、土日もやっている病院であるかなど、休診日がいつであるか、時間はいつまで受け付けてくれるか、という点も通いやすさの観点から確認した方が良いですね。
仕事をしながら通う場合は、特に通院のしやすさは重要です。
医師は担当制?毎回変わる?
病院によって医師が担当制である、もしくは、毎回どの先生にあたるか分からない、というのが異なります。
同じ先生にずっと診てもらいたいと考える方はその点を確認した方が良いです。
私が不妊治療で通った2病院は、どちらも毎回医師が変わる病院でした。
自分の状況を理解してくれたり親身に話を聞いてくれるか、という観点では同じ先生の方が良い点もあると思います。
私個人としては仕事の都合をつけながら通いたかったので、常に同じ先生というのは難しいと考え、そこに関しては妥協しました。
病院の雰囲気は合っているか?方針に共感出来る?
医師が毎回変わるかという点も方針の1つですが、病院によって方針は本当にそれぞれです。
自然妊娠に極力近付けることを大事にし、採卵誘発剤をあまり使わない病院もあれば、1度の採卵で出来る限り多くの卵を取れるよう薬を積極的に使う病院もあります。
病院の方針はホームページを見ると記載があるのと、勉強会や説明会で話を聞けたりもするので、参加してみると肌感も感じることが出来ます。
コロナの影響でweb説明会をしている病院もあるので、より気軽に参加出来る病院も増えていると思います。
実績や口コミを確認(参考程度に!)
インターネットで病院の実績や口コミを確認することが出来るので、参考程度に見てみると良いと思います。
妊娠率の実績は参考になるものの、実際自分の体の状況や年齢、夫婦の相性など、1人1人本当に異なるなと実感するので、気にしすぎても自分に当てはまるとも限らないです。
なのでそこだけを気にしすぎても良くないと思うので、あくまで参考程度にすると良いと思います。
私個人としてはまた子宮外妊娠になってしまった場合、どのような対応をしてくれるかという点が1番気になっていたので、妊娠率というよりは症例数を気にしました。
症例数が多いということは子宮外妊娠の症例も多いのでは、と考え、経験豊富な病院を選びたいと考えました。
口コミも参考程度に読むのが良いと思います。
感じ方は本当に人それぞれだなと自分で通っていて思います。通っている病院についての口コミと、自分が感じている印象が異なることも多いので。
やはり、1人1人気になる点もストレスに感じる点も異なるなと実感します。
そもそもその病院で上手く妊娠出来れば評価は良くなりますし、妊娠出来ない期間が長いと不安になったり評価が下がることもありますもんね。
そもそも病院はどうやって探す?
病院を選ぶ際のポイントはお伝えしましたが、そもそも不妊治療の病院は馴染みがなく、どこから検討して良いか分からないという方も多いかと思います。私もそうでした。
私が病院の選択肢を見つけるため実際に行った方法は以下です。
通っていた産婦人科の先生にお勧め、評判を聞いてみた
最初の子宮外妊娠の際に通っていた近所の産婦人科の先生に、卵管切除手術後妊活再開の相談をすることにし、近場で通いやすい不妊治療の病院を紹介してもらいました。
その後2回目の子宮外妊娠後不妊治療をする病院を変えようと思ったので、卵管切除手術を行った総合病院の産婦人科で、症例数の多い不妊治療の病院を教えていただいたのと、評判を聞いてみました。
周りの方に聞く・経験者の友人や先輩に聞いてみた
実際に不妊治療を始める決意をする前に、友人や先輩に経験者がいた為相談する機会があり、その方達がどのように調べたかなど聞いてみました。
世代が同じくらいだったり、仕事の状況も同じだったりするので、そのような話を出来る仲の経験者がいる場合は聞いてみると、とても参考になると思います。
また病院の情報だけでなく、上司に伝えているか、いつ伝えたか、どんな反応だったか、どのようなタイミングで通院しているか、など色々と聞けたので、私はとても参考になりました。
インターネットで検索してみた
インターネットで自分の家や職場の近くにどのような病院があるか確認してみました。
口コミなども参考にしましたが、私は上記医師や知人に聞いた情報の方を強く参考にしたので、医師や知人に聞いた病院を更に調べるタイミングで、多くインターネットを活用しました。
まとめ
不妊治療の病院選びは、通うことへの不安もあるし、そもそもどのように探して良いか分からないですよね。
実際通ってみて、私個人としては仕事をしながら通うことのストレスが大きかったので、場所と時間に関する通いやすさがとても重要でした。
特に体外受精前の、タイミング療法と人工授精の段階だと、どこの病院でも結果がそんなに大きく変わらないのではとすら思います。
ただでさえ不妊治療は女性により負担がかかるので、何より自分にとって少しでもストレスが少なく通えることが、重要だと感じています。
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