【体験談】右卵管への子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状について④ いつ妊活再開出来る?

2022年1月7日妊活

私は子宮外妊娠を2回経験しました。

それぞれ左右卵管への妊娠で、どちらも妊娠5週目から6週目に子宮外妊娠であるだろうということが分かりましたが、その2回は判明前から卵管切除手術後まで全くと言っていい程違う症状でした。

右卵管に妊娠した1回目の子宮外妊娠後、妊活再開について医師からの助言や、実際の妊活再開について記載します。

右卵管への子宮外妊娠の「妊娠超初期症状から卵管切除手術までの状況」、「卵管切除緊急手術から退院までの状況」、「退院後の生活と復職」、については以下記事に記載しているので、併せてご確認いただければと思います。

【体験談】右卵管への子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状について① 妊娠超初期から手術までの状況

【体験談】右卵管への子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状について② 緊急手術から退院までの状況

【体験談】右卵管への子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状について③ 退院後の生活と復職

妊活はいつから再開出来る?

1回生理を迎えれば体的には大丈夫

右卵管切除手術をしたA病院の医師からは1回生理が来れば妊活を再開しても大丈夫だと言われました。

退院時に生理が来ていたので、その後1度生理を過ごせば大丈夫とのこと。

しかし妊娠をするということは、また子宮外妊娠になる可能性があります。

A病院の先生からは、今回の原因はクラミジアでもないし、残っている左卵管は至って綺麗だから次は絶対大丈夫!と言っていただきました。(クラミジア感染していると見た目でも分かるとのこと)

もちろんそこに根拠はありませんが、悩んでもしょうがないので、信じてやってみる以外ありません。

しかし手術後かなり辛かったこともあり、こんな怖く痛く悲しい思いはもう暫くしたくないと思い、暫く妊活は忘れて楽しいことをして過ごしたいと思いました。

退院時は夏が終わるくらいまでは(手術から約9ヶ月後)妊活を忘れて過ごそうと思っていましたが、仕事復帰し、数か月のハードな業務が落ち着いた5月頃(手術から約6ヵ月後)、若くないんだからゆっくりしていられない。妊活を再開しないと。と思うようになりました。

私はその時点で既に34歳(35歳の誕生日目前)。

子宮外妊娠、手術、その後の痛み、は精神的にも体の痛み的にも相当辛かったので、20代だったらもっと長い間妊活には向き合えていなかったと思います。

妊活再開に向けて

1回生理を過ごせば妊活再開して良いと言われたものの、色々と不安な気持ちがあったので、子宮外妊娠の疑いに最初に気付いて病院手配をしてくださった近所のB産婦人科へ相談に行くことにしました。

こちらの医師は、A病院の先生とは異なり再度の子宮外妊娠をかなり心配していて、非常に慎重な意見を持たれていました。

1度子宮外妊娠を経験している人はなんらかの因子があるため、次の妊娠でも子宮外の可能性が通常より高い。最初から体外受精を検討しても良いのでは?と仰り、不妊治療のクリニックをいくつか紹介してくださいました。

頻繁に通うことになると思われるから、家から近い、職場から近い、など通いやすいところを選ぶと良い。とアドバイスをいただき、家から比較的通いやすいCクリニックへ行ってみることにしました。

妊活再開、不妊治療開始

妊活再開の方針

B産婦人科の先生に相談してから私自身再度の子宮外妊娠がかなり不安になってしまい、Cクリニックでその点を伝え、B産婦人科で言われた通り、最初からの体外受精をした方が良いのでしょうか。と相談しました。

Cクリニックの先生は手術をしたA病院の先生同様、悩んでもどうにもならないし、子宮外妊娠は極めて珍しいことだからそんなに心配し過ぎない方が良いと仰いました。

また、体外受精で妊娠しても子宮外妊娠になる可能性があると教えていただきました。

子宮外妊娠を100%防ぐ方法はないということが残念でならなかったし、改めて恐怖でもありました。

ただ、100%子宮外妊娠を防げるわけではないのであれば、体外受精は費用も高額になりますし、Cクリニックの勧めもあり、まずはタイミング法から試してみることに決めました。

子宮卵管造影など様々な検査を行い、妊活再開となりました。

私はこの後タイミング法3ヵ月目で妊娠することが出来たものの、今度は左卵管への子宮外妊娠をすることになります。

不妊治療については以下記事にまとめています。

【体験談】不妊治療の病院の選び方

【体験談】不妊治療とはどんな治療をするの?

【体験談】不妊治療の金額はいくらかかる?貰える助成金は?

まとめ

卵管切除手術手術をした後、1回の生理を経れば妊活再開してもOKということで、意外と早く再スタートを切ることが可能です。

ただ実際自分の心的にはそんなにすぐに妊活再開に向き合える状況ではありませんでした。

また、体外受精を行っても子宮外妊娠になる可能性があるということを初めて知り、妊活を再開することにしても不安でいっぱいでした。

そして結局次は残っていた左卵管へ子宮外妊娠をすることになるのです。

妊活をもっと早く再開したり、体外受精でスタートすれば良かったのか?と考えることもありますが、そうしたとしても同じことになっていた可能性はありますし、どうすれば良かったのか、今でも正解は分からないなと思っています。