【体験談】左卵管への子宮外妊娠(異所性妊娠)の症状について③ 卵管切除手術後退院してからの生活と精神状況

2022年3月29日妊活

私は子宮外妊娠を2回経験しました。

それぞれ左右卵管への妊娠で、どちらも妊娠5週目から6週目頃に子宮外妊娠であるだろうということが分かりましたが、その2回は妊娠超初期症状から手術後まで全くといっていい程違う症状でした。

左卵管に妊娠した2回目の子宮外妊娠で経験した、卵管切除手術後の退院してからの生活について記載します。

左卵管への子宮外妊娠の「妊娠超初期症状から卵管切除手術、退院までの状況」については以下記事に記載しているので併せてご確認いただければと思います。

右卵管への子宮外妊娠については以下に記載しています。

歩行練習、リハビリ

前年とは異なり経過が良かったので、退院した次の日から少しずつ動き出すことが出来ました。

軽く家の中の掃除をしたり、簡単な夕飯を作ったり、近所のコンビニに買い物に行くことも出来ました。

退院翌々日には30分くらい外をゆっくり散歩することも出来るように。

毎日少しずつ歩いたり、坂を登る負荷がかかる道を散歩しました。お腹に力が入ったりすると傷が痛むので、休み休み自分なりにリハビリをしていきました。

1週間後には電車に乗ることが出来るようになり、通院も1人で出来るまでに。

前年は退院後非常に辛い経過だったので、自分でもかなり驚きましたが、前年の手術後の経過より2週間くらい早いペースの経過だったように感じました。

病院からの指示と婦人科への通院

体調に合わせて家事など身の回りのことを行い、徐々に活動量を増やし、元の生活に戻すように指示がありました。

次の通院までは入浴はせずシャワー浴のみとのこと。冬にさしかかっていたので、寒さが辛く、お風呂の暖房機能がかなり助かりました!

傷の保護、保温に腹巻きを勧められました。

また、手術後に貼られた医療用テープが剥がれた後は、傷痕が残りにくくなるよう医療用テープを貼って過ごしました。

退院から約1週間後に通院しました。採血をしてhcgが下がっていることの確認と内診をしていただきました。

更に看護師さんとの面談の時間が設けられており、色々な胸の内を聞いて下さる時間がありました。

精神的にかなり参っていたので、看護師さんとの面談にはとても救われました。

経過は順調で、また2週間後に通院。

内診はなく、血液検査のみでhcgが順調に下がっていることが分かり、入浴許可も出て、婦人科の診察は終わりになりました。

ただ、2ヵ月生理が来なかったらまた通院してくださいとのことでした。

メンタルヘルス科への通院

1回目の子宮外妊娠時と大きく異なったのは、身体的経過は順調だったものの、精神的には前年以上にボロボロだったこと。

やはり2回の子宮外妊娠の経験、左右どちらの卵管も失ってしまったこと、は私にとって非常に辛い経験でした。

更に医師から、次の妊娠時今度は子宮の正しくない位置に着床してしまった場合は(卵管切除手術跡部分などに着床してしまうことがあるらしい)子宮の一部を切除することになるため、その後再度の妊娠時に子宮が破裂する恐れがあり、妊娠出来なくなるかもしれないと伝えられました。

2回原因不明の子宮外妊娠を経験している私は、なんらかの因子があるため、正しくない位置に着床してしまう可能性が通常より高いということ。

もう、絶望でした。

手術後入院中にメンタルヘルス科の先生に面談していただき、鬱と診断されメンタルヘルス科にも通うことに。

通院時に改めて適応障害と持続性気分障害と診断されました。

まずは1ヵ月会社を休むことに。

まとめ

1回目の子宮外妊娠時は卵管が破裂してしまっていたため身体的に相当辛かったので、2回目の身体的経過は順調で楽に感じることが出来ました。

しかし、精神的には更にボロボロになりました。

1回目の時は無理をして復職し心身共に辛い状況に陥ったので(詳細はこちらに記載)、診断して貰って会社をお休みさせていただけることになり、その点ではほっとすることが出来ました。

メンタルヘルス科にお世話になったことや、婦人科の看護師の方にお話を聞いていただけた点は本当に良かったなと感じています。